趣味の本ですが、良い本でした。

私も子供の頃から刀鍛冶になりたいと、おぼろに思っていたことがありました。

25年前、玄門之会という新進の刀鍛冶グループの新作刀展に行って、著者の松田さんに会いました。
大学を出ているんだって、と出自の珍しさを聞かされていました。

彼は、鎌倉時代の刀を作っているらしく、当時の私には地味な波紋にまだ理解が及びませんでした。
地金や地肌もよく分からなかった。

参加者は藤安将平、大野義光、古川清行、宮入恵、江住有俊、廣木弘邦、上林恒平、錚錚たる刀工たちでした。

刀には品格が重要だ。とか、職人の仕事は、ある日、突然変わる。
とか、私たちの日常生活でも、懸命に追いかけている時には、同じ体験をしていることを気づかされる内容になっています。

また、「異端は、認められた瞬間に先端になる」という話や、様々な師を求めて勉強してきた経緯があります。
彼は勉強家で熱血漢でした。それに引き換え、私は何をやっているんだろうと。

添付の拵えは、前田耕作さん製作の天正拵えです。
室町時代の甲冑師鍔、金ウットリのキビとアワの目抜き、縁は山金の細く唐草をあしらったもの、中身は、そのとき買った直刃の大和伝で、則長写しです。

中身より着物のほうが高くつきました。安物の居合拵えと違うかって。職人の「決め」、「決まっている」とはこういう作品やね。

隣の百姓のオッサンからもらいました。

みかん畑で草刈りをしていると、隣の百姓のオッサンと猟師が、私の方に手を振って合図していました。

「イノシシいらんかぁ」

何度もライフルの音がしたので、どこかでやってるな、と思っていました。
オスで、50~60kg もありました。さっそく熱々を解体しました。最近、イノシシ料理も上手くなりました。

先日、ジビエ料理の肉屋からもらったイノシシ肉は本当に旨かったものです。どうしたらあんなに旨くなるものなのか。
とりあえず串焼きにして、酒の当てにでもするつもりです。以前はアホな友達が何人も来て、タヌキやアナグマの肉でも楽しく食べて過ごしたものでした。

近頃は、友達も来なくなり、一人でやっています。

初めて捕った鹿

我家の周りのみかん畑にも、鹿が出没するようになりました。イノシシも悪いけれど、シカもねぇ。みかん畑は鹿の糞でいっぱいよ。

このシカは40~50kg位あって、二人でも持てないくらい重いものでした。三つ又(角が三つに分かれているから)と呼ばれるそうです。

ライフルで5発打ちました。鹿はなかなか死なないそうです。

料理すると、思ったよりたくさんの肉が取れました。背身が良かったかな。5発も打ち込んだので腹部の傷みがあって、後は山へ返しました。

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WWOOFジャパンからうれしい連絡が、ありました。

WWOOFジャパンから下記のうれしい連絡です。

由良 様
以前、由良さんにお尋ねして許可をいただいていたお写真ですが、本日、観光関係のサイトに掲載となりました。
イギリスとスイスの女性がにこやかに田植えしているときのお写真です。

こちらです。
https://kankou-redesign.jp/pov/5027/
写真は一瞬をとらえるものであり、取る方と取られる方との関係性もありますし、難しいのですが、本当によいショットが取れましたね。

何度見ても素敵です。
ありがとうございました。

来年もぜひ良い出会いを作ってくださいね。
どうぞよいお年をお迎えください。

WWOOF ジャパン 星野

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天使が舞い降りたような日々でした。

田舎の山の中で暮らしていて、何が楽しいかって、たまにこうして天使のような出会いがあることです。

マナーがとてもよくて社交性があって、上品で、私などはもう夢を見ているようでした。一足早いクリスマスプレゼントか、初夢でした。

私の料理した湯豆腐や、うどん、野菜炒め、焼き魚、今回は頑張ったものです。国際化したものよ。

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タイ4
タイ5

タイから医学生たちがみかん採りに来てくれました。

とてもマナーがよくて国際人でした。あと三年後には医師としてどこかの病院で働いています、ということでした。

出来れば少し日本語も話してほしかったなぁ。まだ若いのに自信にあふれているようでした。

白崎海岸の夕日を撮りたいとかで、寒い中、私もお付き合いしました。安物のデジカメでも、結構撮れるもんですね。

彼女たちは高級一眼レフでした。一人暮らしの私をかまってくれてありがとう。

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ウィーン大の学生と学者たち

これまで何人かウィーン大からみかん採りに来ていただきました。今回は稲刈りを手伝ってもらっています。毎日、「暑い」、と大変そうです。

たまたま学者たちと一緒になりました。9合の新米をおにぎりにして、5人で食べてしまいました。手前の大皿です。梅干しが南部の高級品だったのが効いたのかもしれません。

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せっかくウィーン語を聞けるのに、普段は音楽好きの学者たちは妙に静かでした。ウィーンフィル、ニューイヤーコンサート、いいね、だって、さ。

6年ぶりに、お久しぶりです。

もう、そんなになりますか。農業体験ツアーを受け入れてから、最初の訪問客でした。
当時の写真を見ると、ホントに若々しくて、恥ずかしくなるほど感激したものでした。

今回も香港料理で宴会しました。Helenさんは、ヤンさんという婚約者と共に来てくれました。とても気さくな若者でした。
電気工事の技術屋さんをしているんだとか。Wendyさんも可愛くて、とても楽しく過ごしました。ありがとうございました。

みんなまじめに働いているんですね。当たり前ですけれど。
私も、少しは頑張って誠実に努めようと思いました。
香港、台湾、日本、仲良くすればいいんじゃないですか。

香港①
②香港

ラクメリ

家には、ヨーロッパ諸国から若者たちがみかん採りや稲刈りの手伝いに来てくれます。この曲は何語なのか、いつの時代なのか、分かりません。

“Flow my tears” by John Dowland | Valeria Mignaco, soprano | Alfonso Marin, lute  

私が海外の曲、たとえばabba,Beatles なんかを聞いていると、よく外国の若者たちから言われます。「由良さんって、この曲の意味が分からないでしょう」
少しは分かる気もしますけどね。分からないのもあるけど。

スペイン語やイタリア語になると、まるで分からない。
でもCDとLPレコードの音の違いが分かるようになりました。聴き比べて、すぐに分かるものではありませんけれど、LPレコードの方が感動しますね。
アナログは、人の心に影響を与えます。低周波音被害者になったおかげです。ある科学者が紹介してくれた論文によると、内耳の器官が損傷しているらしいです。
辛い症状です。